Element's  2008.08.02 ラフロードクラブBRCオフラインミーティングin大分
We are deeply in the ESCUDO.
BRC 大分ラフロードツーリング
主催:林道太郎さん
レポート:班長(だんご頭)さん

 8月2日、林道太郎さんが主催されるオフ会に初参加した。
 以前からネット上では知り合っていたが、今年2月のエスクード誕生20周年記念のオフ会で初めてお会いして、機会があればまた走りたいとの願いが実現した!
 林道太郎さんは、以前はだんごの愛車「ジジ」と同じTD01Wに乗っておられ、現在TL52Wと生粋のエスヲタなのだ!さすが〜♪
 10時半、大分県日田市に集合。林道太郎さんのTL52Wを先頭に、お友達のジムニーJB23W、デリカ、ジジ、ジムニーJA11の順で5台艦隊だ。後で、同じくエスクード誕生20周年記念のオフ会で知り合いになった、またきちさんのTD54Wと、林道太郎さんの友人のJB23Wも合流予定だ。
 国道210号線を玖珠まで走り、玖珠IC方面に左折。ここで隊列を入れ替え、JB23W、ジジ、TL52W、デリカ、JA11の順で、県道の狭い道を下った。しばらく走ると耶馬溪の岩山らしい絶景が見えた。そして、道路横には一枚岩の清流。大分に渓谷を車で走れる場所があることをHPなどで知っていた。だが場所が解らなかったので、今まで一度も行った事がなかった。しばらく走るとキャンプ場があり、その道の先はそのまま川になっていた。
 いきなり最初に難関があった!!一枚岩の渓谷に大きな穴だ。先頭のJB23Wが突撃!バシャバシャと水しぶきを上げ、リアのバンパー近くまで水没しながらクリア!つぎはだんごの番。ジムニーより走破性におとり、ましてやキャンプ道具満載でずっしり下がったジジがクリア出来るのだろうか・・・
 意を決して、4WDにシフト!何とかなるでしょーーーーーバシャバシャバシャーーー^−^
 無事クリア。浅瀬を選んで、何とか最初の川走り(?)は成功!と思いきや、後方のデリカ、JA11がやってこない。車を降り川を下ると、「ジムニーのフロントデフガードが割れた!!」と声が・・・ 幸い大事には至らず、ガードの破損のみで済んだようだ。余裕が有り過ぎて、わざと深いところに入りデフガードをヒットしたらしい。
 次の難所は、この渓谷では珍しい岩ゴロゴロの河原を避ける、狭い川登りだ! JB23Wは難なく通過(・・; 次にだんごが恐る恐るジジを進める! 助手席側のミラーを倒して、何とかクリア。クランク上にラインを選び、浅い一枚岩の広場に出た。続いて林道太郎さんのTL52Wも、無事通過!
 この先は淵だらけで行けそうにない。淵と岩を避ける狭い切り替えしは、デリカには厳しい! 前後、左右、腹回りを皆で確認し誘導。無事隊列復帰! 浅そうに見えても、淵に落ち込めばタイヤ分位は沈んでしまう。JA11は余裕のクリア!これ以上は進めないし、時間も丁度正午。川にテーブルとイスを持ち出し、お食事タイムだ^^足元を流れる水が気持ちいい♪
  林道太郎さん率いるBRCは、「貧乏ラフロードクラブ」の略だそうだ。創立当時は皆ボンビーだったかららしいが、今では皆さんそれぞれに安定した生活を送ってらっしゃるようだ。
 だんごもここで、BRCのステッカーを頂いた(*^o^*)私にはぴったりかも!
 一息ついたところで次の支流へ。
 先頭のJB23Wが通るラインを瞬きもせずに見つめ、浅瀬、岩、淵を避け走るのだ。一枚岩の川底には、時より水の流れで侵食した大穴がポッカリ口を開けて待っている。それもまた楽しい!!
 何処までも続く、一枚岩の渓谷を走る。
 川の両側は森や岩で切り立ち、川以外逃げ場は無い。
 水は浅いが、時より大きな岩や、穴にタイヤを取られる。
 流木やせり出した木、垂れ下がった木も、車高の高い四駆には障害となる。
 障害物が有る度に、車を降り撤去だぁ〜!
 壁のようなヒルクライムも、LOWレンジが有るジムニーやエスクードなら何の問題も無い。
 ジジでは初めての本格オフロードだったが、一つの難関をクリアする度に「行ける」、「大丈夫」と自信が沸いてきた。頼れるやつだ!
 とは言いつつも、この一番の見せ場は写真を撮るのを忘れるほど、走りに集中していた。気が抜けないのだ(++;絶対無事に走破する!ってことばかり考えていた。
 最後の難所では、車体が大きいTL52Wやデリカが苦戦し、車底を擦ったものの大事には至らずクリア。
 後は時おり現れる、傾斜40〜50度ぐらいの壁を幾つか越え、川に繋がる林道に駆け上がり無事渓谷走行を終えた。
 走行約4時間、20km弱の行程はタフなコースだった。今回の行程は、通常生活道路として農作業用に使われるルート。しかし、4輪駆動等の特殊車両でなければ走行は厳しい。
 実際の走行は自己責任において、現地の生活車両の妨げにならないよう通行をお願いします。

 宿泊地湯布院を目指して、再出発。玖珠市のシンボル、「切株山」はほんとに切株みたいだ。夏真っ盛りの土曜日!観光地へ向かう車の流れは多いが渋滞はなく、快調に湯布院町へと進んだ。
 由布岳の近くからわき道へそれる。しばらく走るとジャリ道だ! 初めて走るルートはワクワクするもんだ。先頭のTL52WとJB23Wが巻き上げる砂埃もなんのその! この林道の突き当たり広場が今夜の宿泊地。早速タープ・テントを張り、バーベキューの準備。またきちさんと、林道太郎さんのお仲間のJB23Wも到着し、さっそく乾杯〜♪ 夜な夜なオフロード、エスク話を語り、満点の星空の下楽しい一夜を過ごした。
 下界は夜でも25〜26℃位の気温だが、標高900mの山頂は深夜は20℃を切っていただろう。寝袋に包まり、久しぶりに朝まで熟睡した。
 翌朝、皆で朝食を済ませると、だんごは一足先に北九州へと発った。名残おしいが、次回のオフ(通常のオフとオフロードも兼ねる)会でまた会える事を信じて!

Egress