Evaluation | |||
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直4の素直なフィーリング 1998年式 TD02W K.Itouさん |
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約10年で68,000kmの走行距離。ほぼ通勤と生活の運用なので、エスクードらしい走らせ方をしているわけではありませんが、扱いやすい大きさと、直4の素直なレスポンスが発揮できることから、市街地走行や平坦地での高速道路走行では、初代モデルよりも乗りやすさが高まっていると思います。登坂はそれほど得意ではありません。 乗用車ライクな味付けとなり、その特徴のひとつとしてラック&ピニオン式のステアリングに変更され、初代と比べてハンドリングが各段に良くなったと言われていますが、乗用車としてみたときには、まだ怠さがあります。これは単なる怠さというより、四駆としてクロカンのような走り方をする際の、キックバック対策に残された設定なのではないかと感じます。 その一方で、四駆だからリアサスが動くかというとリンクで締め上げられているため、わりと硬い。フラットな走行面なら気になりませんが、ギャップを越える際の突き上げは、乗用車感覚から四駆の領域に引き戻されます。 この手の車としては珍しく思われるかもしれませんが、まったくいじっていないカタログモデル、そのままです。これまでの故障といえば、電動格納式ドアミラーの動作不良、ファンベルト鳴きによるベルト交換くらいで、壊れないと言えば壊れない。2000ccモデルのエンジンに比べて、整備性も良い方です。 4名乗車が、日常の家族全員の定員なので、コンパクトな車格でも窮屈さはなく、4名分の荷物は楽に積み込めます。背面タイヤをつけていても、後方視界は悪くありませんが、左前方の見切りが悪いのは、それなりに腰高な車なので仕方がない。そのくせ、サイドアンダーミラーは、付いているだけで死角のカバーはしきれないです。 4ATのパートタイム四駆としては標準的な燃費で、遠出をしてリッター10km、街乗りではリッター8km台に落ち込むこともあります。 |
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Egress |