Evaluation
We are deeply in the ESCUDO.

20周年のとき、歴代各モデルのユーザーに、エスクードのおもしろさをまとめていただいた。
好きで乗っていることもあり、ストレートにどっぷり・・・いや、ぞっこんな声が大多数。
それだけに、「ほんと?」と感じる向きもあるかもしれない。
しかしながら歴代どのモデルにしても、ライフステージの一部になりきっていけば、「こういうものです」と紹介できる。
この声はそのまま30年目にも伝えたいと考え、今回の企画webに引っ越した。


  

TA01V

TA01W

TA01R

TD01W

TA11W

TD11W

TA31W

TD31W(TJ31W)

TA51W

TD51W

TD61W

LB11S

TA02W

TD02W

TA52W

TD32W(TJ32W)

TD52W

TL52W

TD62W

TX92W

TD54W

TD94W

TA74W

TDA4W

TDB4W
TDA4W−6 DBA−YD21S DBA−YE21S
CBA−YEA1S
 1988年5月といえは、すでに昭和の終わりにさしかかりながら、世の中は狂乱のバブル景気に突入していた頃です。その絶妙かつなんとなく浮かれていた時代は、質実剛健な作業車が街なかでもてはやされ、ミスマッチに非日常感覚のカッコよさが闊歩し、ある種混沌とした時間が流れていました。
 それなら街でも山でも海に行っても、風景だけでなくライフスタイルにもとけ込むクルマがいいじゃない。
 スズキエスクードはそんなニーズを受けて誕生しました。
 素地がクロスカントリー4WDであったがために、これはかえって奇異の目で見られた部分もあり、軟派で中途半端というレッテルを張られてのデビュー。しかしその後のRVからSUV、そしてクロスオーバービークルという市場の変遷は、エスクードこそが源流にあったことは言うまでもアなく、いつしかエスクード自身がそのうねりに飲み込まれてしまう、平成の終わりを迎えています。
 隙間を狙って生まれていながら、実は時代に敏感であり続けるこのモデルも、30年の時を歩んできました。そして我々ユーザーは、それぞれの愛すべきエスクードとともに走り続けています。

Egress