Evaluation 
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意外な車と似ている操舵感覚
1995年式 TJ31W(TD31W)


みしゃこうしさん


 【KD-TJ31W プロシードレバンテ 2.0ディーゼルターボ(エスクード ノマド)】

 1995年(平成7年)3月式。デビューが2月のはずなので、超初期型の13年目選手。
 97000kmの個体を2008年1月に購入。
 アイドリング音は、他日本メーカーより軽く、カリカリという感じ。特筆すべきが遮音対策。2000回転走行時(=75q)では、同年式のMB300Dターボ、トヨタ2.0、日産2.8より静か。
 燃費はスキー場有りの田舎在住でリッター15qといったところ。アクセルベタ踏みだと黒煙モウモウ(後方車から確認しました)ただし、排気口が下方に向いているので、運転席からは見えないです。

 ステアリングとサスの感覚。乗り味が何かと似ているなあ。と思い出してみたら、ハンドリングの重さは80年代のフェラーリV12!(テスタロッサ)船でスルスル乗る感覚はV8(328)
 シートは現段階の中古と比較。他メーカーと比べて硬め。同年式ゴルフより柔らかめの印象。
 スズキ&マツダ車は生涯初の所有ですが、国内外メーカーと比較しても、個性的な乗り味で楽しいですね。マツダのディーゼルとスズキのオフ走破能力で面白い一台に仕上がりました。

 【舗装路(高速)、雪道、ダートなどを走ってみた印象】

 ・舗装路 高速と一般道
 エコドライブで、発進時はターボ無しのトヨタよりもたつく。けど日産よりは加速感が上。ただし、ターボが付いているので、3000回転で加速すると、ガラリと印象は変わります。
 トルコンATでも、面白い味付けかも?なかなか楽しいマツダ・ディーゼル。2千以上の巡航走行では、レスポンスが良いです。ただし、ラダーフレームの特徴?なんでしょうか? 船に乗って滑っている印象。
 90度カーブ(交差点)で60q/h進入、40q/hカーブでも、サスはカッチリ。変なロールが無い。けど座点が高いから、やはり躊躇してしまう。FRなので調子に乗って(笑)攻めていると、我に返って車高が高いことに気がつき、SUVと悟る。

 ・ダート
 60km/hで駆け抜けても、固めのセッティングが良いのか、よく吸収してくれる。ラダーフレームの感触なんでしょうか? ガッチリ剛性感を感じますが、石や岩の上をポンポン滑っている?船に乗って滑っている印象は消えないです。
 好みにもよりますが、個人的には、もうちょっと、しなやかなフレームの方が楽かも?
 4Lはまだ未使用。経験が無いほど、走破能力は高いと思います。

 ・雪道
 アイスバーンで跳ばせば、リアよりスリップ。溝の無いというのもありますが、2WDでドリフトで楽しめそう。
 4WDのスリップ感覚も面白いですが、危ないでしょうね。現実には、新品日本製スタッドレスで安全を確保だと思われます。
 現行エクストレイルでは、クルマが利口なのでこのようなスリップは不可能でした。ここは旧いから諦めます。

 【車の大きさの使い勝手】

 コンパクトカーでも3ナンバーの時代、日常ユースにおいて、5ナンバーの利点はかなり大きいですね。台形デザインも車幅感覚に一役かっています。ただ2車線のUターンでは、車線50センチほど大きく回らないと一発でUターンできません。
 同年代の5ナンバーよりは旋回が大きい印象。現所有サンプル比較。レバンテ5.5(m)コロナ5.1(m)旧ヴィッツ4.9(m)
 巷のSUV同様、後方下部は、やはり見えにくいのでバックモニターがあると便利。ショートボディが便利かなと思いますが、バンプでポンポン跳ねないか心配です。オーナーの方の意見を聞きたいところです。


   

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