TDA2011 モビリティおおむた
teamWESTWIN 第2戦を制覇 
 リポート だんご班長さん
     
 7月18日(月)、福岡県大牟田市で行われたTDA第2戦を我らK4Cで観戦&応援に行ってきました。台風6号の上陸により風雨も予想されましたが、時おり晴れ間も覗き、無事モビリティおおむたに到着。我らのお目当ては、もちろんエスクード。今回は2台がエントリーしています。1台はハンガースポーツが仕上げたラジアントレッドマイカのTA01R、そしてもう1台が、昨年の九州オフラインミーティングに車両を持ち込んで頂いた、WESTWINのTA51W。

 1台づつ予選走行し、タイムを競う。心地よいエキゾーストノートと舞い上がる砂埃。レーシングスピリットが高揚する瞬間です。予選が終わると一旦お昼休みですが、ここでチームWESTWIN率いる島監督さんからサプライズ。後藤誠司選手がパイロットするTA51Wに、同乗走行の機会を提供していただけました。
 ヘルメットを被り、助手席に乗り込む。やさしそうな笑顔の後藤選手はコースに入るやいなや、猛烈な加速でコーナーに飛び込む。ブレーキはまだ?と思うほどの突っ込み! 車体を横に向ける事で車速を殺すのだろうか、ありえないほどの進入速度です。
 ザーッと車が横を向いたと思うと、舵角の修正もなくクリッピングを抜け、まっすぐに次のコーナーが迫ってきます。すべての動作がもの凄い速さで行われているなか、まるで落ち着いた表情の後藤選手。熱い走りをクールにこなすということなのでしょう。あっと言う間にゴールラインに到達し、興奮冷めやらぬまま車を降りると、足が地に着いていないようなフワフワとした感じ。凄かった!

 昼食が済むといよいよ決勝レースのスタート。14台が各2台づつ先攻・後攻と2回、5秒おきにスタートし、そのタイム差を競うルールです。早速、WESTWINのTA51Wが登場。対戦相手はロングボディのパジェロ・ディーゼルターボですが、島監督曰く「コーナー重視のテクニカルなコース設計なので、ホイルベースの長い車は大変でしょう」という予想にたがわずTA51Wが順当に勝ち上がります。
 続くは、ハンガースポーツのTA01R。軽量のテンロクの走りを期待しつつ見つめると、アクシデント発生! 左ターンでイン側を縁石に乗せ過ぎたのか横転してしまった! 幸い選手に怪我は無いものの無残に傷ついた車が痛々しい。

 決勝のベスト7台が確定し、敗者復活から勝ち上がった1台を加えてベスト5対決がスタートします。WESTWINのTA51Wはハジェロのビキニトップと戦い、ここも勝ちあがります。そして準決勝がスタート。TA51Wの対戦相手はデリカスペースギア。この大きなボディが走るのは大迫力、そして速い! しかし、エスクードはトリッキーなコーナーを韋駄天のように駆け抜け、しっかり勝ってくれました。
 もうひとつの準決勝。第1戦のウイナーパジェロと、WESTWINの川添哲郎選手が操るパジェロミニの対決です。パジェロミニは善戦したもののここで敗退。3位決定戦へ進みます。これだけのハイパワーマシンとそれを駆る猛者たちに混じって、660ccで戦い抜いてきたことだけでも驚き。さすがにもう限界だろうと思われますが、島監督は「今回は苦戦を余儀なくされましたが、これで腹は決まった。第3戦にはすごいマシンになって戻ってきますよ」と、力強い予告を告げます。

 次はTA51Wとパジェロエボの対決。ここでも危なげなく勝ち上がるかと思った後藤選手でしたが、スタートでパイロンを踏んでしまい2秒のペナルティを受けます。大きなハンディでしたが、後藤選手自身も以前はパジェロエボ使い。ライバルマシンの挙動を知り尽くしているのか、特に後追いになってからの攻め方には駆け引き抜きのアタックが展開され、辛くも勝ち抜きました。このあと敗者同士のパジェロミニとパジェロエボが3位決定戦。ここでWESTWINのパジェロミニがスタート順位を間違ってしまい失格。戦わずしてパジェロエボが勝者となった。うーん・・・ルールの厳しさを垣間見る瞬間です。

 いよいよ決勝。予想通り、第1戦の1位、2位の対決。2位でシーズンを幕開けした後藤選手のリベンジなるか! 1回目、後藤選手が先行でスタート。5秒のクリアランスをコンマ数秒詰められてゴール。やっぱり3500ccのハイパワーには、2000ccのエスクードでは歯が立たないのか? 2回目、後藤選手が後を追う側に回ります。手に汗握るラウンド。若干差を詰めたか、微妙な僅差のゴール! やるだけやりきったかのように、派手なブレーキドリフトを決めてくれましたた。後は結果を待つだけだ。

 「勝者、後藤選手」

 
「やったー!」

 勝ってくれた!おめでとうー!!2000ccが3500ccに勝つなんて愉快痛快。我らも応援した甲斐がありました。表彰式が始まるまでに、練習走行会も開かれましたずっと「走りたい」を連発していたニケさんが、ТL52Wで早速参加。だんごも車で来れば良かったな・・・。しかしオートマ、HTタイヤは辛いですか。
 そしてまたここでもサプライズ。熊本の4WDショップの雄「4Sファクトリー」の代表森川氏が駆るパジェロエボに同乗させていただけました。森川氏はBaja2000やアジアクロスカントリーラリーなどに参戦されているプロのドライバー。緊張しつつ乗り込むと、TA51Wとは明らかに違うターボの加速であっという間にコーナーが迫る。車高が高く、ボディも大きいパジエロは大迫力です。バケットシートに助けられながら手さばきを眺めると、何度もコースを回り、時おりアドバイスをくれる森川氏。とても貴重な体験でした。

 表彰式。戦いが終わった戦友同士はとても仲が良さそうで、輝いてみえます。後藤選手、本当におめでとうございます。最後に集合写真を撮りましたが、とても貴重な体験と、大迫力のレースが見られて大満足の1日でした。島監督、大変お世話になりました。こんな楽しいレース。なんでもっと早く見に来なかったんだろうと話しながら、帰路に着きました。次回、11月27日。また応援に行きたいと思います。
    
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