JR五能線木造駅    - 青森県つがる市 見る -



縄文の文化は超古代から独創的で前衛的だった

木造町(つがる市)の田園地帯に所在する、亀ケ岡遺跡という縄文時代の遺跡から発掘された、そのデザインも
製造方法も際だって特殊な「遮光器土偶」は、エスキモーが使っている雪盲よけのサングラスのようにも見え、
フォルムの解釈によって宇宙服(まさか)とも言われている。
本物は国の重要文化財として、文化庁が保管しているため、発見の地、木造では・・・
「シャコちゃん」と呼ばれてご覧の通り、駅舎の一部に巨大なモニュメントになったり、マンホールの蓋になったり、
大活躍である。
この超古代の前衛的な発想とデザインは、実はとても好みなのだが、ここまで巨大化するとすさまじい。
このモニュメントは、列車が駅に近づくと遮光器の奥が光る。ちょっとこわいぞ。