新潟、長野に跨る秘湯の地、秋山郷に、再びエスクード仲間がやってきた。前回の豪雪アタックとは裏腹の紅葉見物という軟弱低難度企画と聞いて、これに参加したのが罰当たりの始まり。国境を越える長い長いトンネルを抜けたら、そこは雪ならぬ雨降り。中秋の名月どころではない寒空に、幹事・青影さんの「SS湯沢レイド開始」の号令が響き渡る。
 SS湯沢レイドの参加者
 隊長:青影さん(TA52W)
 かずろーさん(TD94W)
 sugi@TD94Wさん親子(TD94W)
 おいたマンさん(TD94W)
 あおいろさんご家族(TD51W)
 ふっじぃさんご夫妻(ランドクルーザー70)
 雷  蔵(TD61W)


 
「ふっじぃさんご夫妻」
 おお、今回からこういう紹介となる。なんとも新鮮である。
 などと茶化している場合ではなく、SS湯沢レイドを攻略しなくてはならない。青影さんが出題した湯沢町の魚野川上流域10箇所にわたる
「普通、こんなとこ行くわけないだろうっ」という秘境をつきとめ、これを現場で渡された地図にマーキングしてこなければ、昼飯にありつけないばかりか、順位によってにぎりめしの選択優先権が決まるというのだ。
 「大丈夫ですよ。行けば“突入したくなる”ようなとこばかりだから」
 日頃、Bレイドに参加してもらっている手前、一箇所も見つけられないなどという展開になったら、昼飯以前に会わす顔がない。しかし今日は中秋の名月、つまり満月。冴えわたる第六感がこんな時こそ役に立つ・・・はず。というわけで、このページの上の方のBLUEらすかるの写真が、なんとかかんとか探し当てたCPなのである。
 他の参加者一同、どうなるだろうと思っていたら、誰も彼も軽々と攻略して来るではないか。げげ、みんなすごいなあ。伊達にBレイドやSSレイドにアタックしていないわ。
 だが、横着してマーキングだけして提出した解答用紙は減点をくらう。CPに至る道も書き加えなくてはならなかったのだ。ブリーフィングはちゃんと受けないと痛い目に遭う。結果、最下位でゴールしながらも、これをきちんとこなしていたふっじい夫妻が逆転優勝を遂げた。