2007年04月16日
船は徳島へ
大阪まで自走し、大阪から志布志への船に乗って帰るつもりであった。しかし東京を早く抜けるには早朝に出発するしかなかったことから、結局帰りもこの航路の船を使うことにした。
帰りの船はスタンダードフェリーの「おーしゃん うえすと」という通常版で総トン数が11500トンと少し重いが他のスペックはカジュアルフェリーと変わらない。
客室が特等、一等寝台、一等、二等に分かれており接客対応の女性添乗員が3名、案内所、厨房で5〜6人おり、接客要員だけで8名は多い。食事は用意されたメニューの中から好きなものを選んで清算するセルフ式。バイキング方式に比べ無駄がない。
ただ乗客は20数名だったので、これでは採算割れだなと思う。カジュアルフェリーが、無料でフードカードをくれてまで省人化を図る理由が分かるような気がした。
2007年04月17日
四国縦断 そして九州へ
13時10分 徳島へ到着。本来は新門司までいくべきだが今回はあえて降りることにした。
費用的な面からみれば新門司まで帰ったほうがたしかに安くつく。しかし行きも帰りも同じではつまらない。そして四国の地に入ったのは、実は今日が初めてだったりする。
徳島市の徳島自動車道・徳島ICから松山自動車道・大洲ICを抜け、大分へ渡るルートをとる。
数キロごとに追い越し車線があるものの、基本的に単線、対面交通あり、制限速度が最高70キロと関東とは逆の意味で驚かされた。松山自動車に入ってようやく2車線となったが、松山を過ぎたころまた単線に戻った。4時間で徳島側から松山側へ抜けたのだが、トラックはあまり走っていない。乗用車の数もまばらで、のどかというか仕事ではあまり利用されていない印象だった。
大洲で降り佐田岬の三崎港へ向かう。18時10分 国道九四フェリー乗り場に到着。搭乗手続きを済ませて10分もしないうちにフェリーが入ってきた。
700トンクラスの船で車両甲板が1段しかないため、あまり大きくは見えない。だが小さい割に速力は16ノットと意外に早い。
18時30分 船は大分 佐賀関に向けて出港した。初めての四国滞在は5時間20分という短いものであった。 |