つくばーど S-レイド 3
It searches for the place.
流れる水面の向こうとこちら
すれ違いの橋のたもとで
  第3弾は、再び出題側の嵐田の地元に戻ってきました。お気づきになるかと思われますが、奇数ナンバーの課題地点を茨城県内、偶数ナンバーの課題地点をそれ以外の都道府県から選択することにしています。すでに嵐田がリタイア宣言せざるを得ない地点も出題されていますが、今後もそのような遠隔地が登場するものと思われます。
 それでもって、今回の課題地点は、橋。こちら側と、対岸とがあり、さらに上流と下流とのポジションが存在します。
 このことが、Sレイドの醍醐味である「ああすれ違い」を、本当に引き起こすことになろうとは・・・





では、いってらっしゃい

 「ほんとは自転車でも行ける距離です。でもアっブダウンも結構あるんで、“そんならチャリで行け”なんて言わないでくださいね」

 こし亀さんは散歩がてらに、奥様のエスクードで橋へと出かけてくれました。
 ほんとは、と言えば、彼の普段の愛車はランドクルーザー。つくばーどは車種の限定をしていないけれども、エスクードのエントラントが沢山いるということから、エスクードで駆けつけてくれる律儀な人です。
 せっかくだからBJで、とお誘いしてみたら、1点だけランクルの勇姿が紛れ込んでいました。


 「Bレイド4のときに寄り道していたんですよ。だからすぐにわかりました」

 武天老師。さんは、Bレイドの際には、この地点の辺りをかなりハイペースの上位で通過しています。
 それにもかかわらず、橋を渡る前に撮影をやっていたことが、停めてあるノマドの位置からわかります。
 むむむ、やるな。
 ん? もしかして、ここで寄り道したタイムロスを取り戻すための韋駄天の走りだったのか???
 「今回は風車の時みたいに日没で撮影不可能なんてことにならないよう、朝早く出かけました。そしたら夜明け前に到着して、やっぱり薄明かり・・・」

 街路灯がまだ点灯しているじゃないですか。
 色温が上がらないと、赤い車体色は発色しにくいですから、おしかったですねえ。
 それでもとにぃさんは、構図を工夫しようとしてエスクードを配置しているのが、よくわかります。お疲れさまでした。



 出発日時 12/4 14:30
 到着時刻 同日 15:30
 滞在時間 1時間

 「ムネクロさんとの遭遇を期待してのぞんだのですが、遇えませんでした。足立ナンバーの初代と撮影ポイントですれ違った時はもしかして・・・なんて思ったのですが、これもSれいどの楽しみ方ですね」

 滞在時間内のこの天候!
 土砂降りになったそうです。
 ムネクロさんとは「一日のすれ違い」になってしまったdevilockさんとグランドエスクード。前日は鮮やかな夕焼けだったのに、今回唯一の雨天気を引いてしまいました。
 同じ場所でも風景の変化があることを伝えてくれる、貴重なトライです。ご苦労様でした!(この数日後、2番目のお嬢さんも無事に誕生されました)