SIDEKICKさんが山小屋で朝霧ミーティングを開いたのは7年前のこと
 以来山小屋泊まりは何度か続いていたが、キャパシティに限りがあった。
 「せっかくですからもっと大がかりにやっちゃいます」
 これまで培ってきた荒行の成果を見せるときが来た! 初企画のAレイドや
 ふもとっぱらキャンプ場と山荘を確保しての2度目の朝霧が開幕する
 
初づくしだからやっぱり怒濤の雨
 今回の参加者
 はまたにさんご夫妻 TA01R
 kawaさん TD11W
 s.Doさん TD11W
 青影さん TA52W
 とにぃさん TL52W
 コムロさん TX92W
 TA01Wさんご夫妻 TD54W
 井の頭の住人さん TDA4W
 黒菱さん TD94W
 sugiさんご家族 TD94W
 ローテックさん TDB4W
 幹事:SIDEKICKさん TA51W
 嵐田雷蔵 TD61W

 (すれ違いで えいるさん と 生がきさんも朝霧に来ていたそうです)

 SIDEKICKさんが総合幹事としてつくばーどをプロデュースするのは初めて。青影さんが初めて行ったSS湯沢を引き継いだAレイドも初の試み(しかも優勝のはまたにさんはレイドシリーズで初めて一等獲得)。そして今回は2人が初参加。
 「雨ジンクスハシゴ段ですよ!」
 各地で警報レベルの豪雨と寒さが襲来するのも無理はない。しかし、このジンクスを考え直してみたら、雨が降っているということは、必ず初めての出会いがあるということなのだ。これほど幹事冥利に尽きることはない。
 その雨も昼までには過ぎ去り、コムロイタチョー(あっ、ここも初だよ)の鳥鍋で宴会が盛り上がっていくうちに、満天の星空となった。毎度作りすぎて余り気味傾向だった食材が食い尽くされたのも初めてだ。
 明けて日曜日は、前日の真冬日がうそのような暖かさにして、快晴の空に冠雪の富士山がそびえ立つ。まさしくツーリング日和。ふもとっぱらに放牧されていたエスクードたちはG、H、J、N型それぞれのエンジンに火が入り、広大な草原をのんびりと走り出す。
 「来年はもっと大がかりにやりましょう」
 「富士山五合目往復のFレイドなんか、どう?」
 「来年と言えば、グランドエスクードの10周年とか」
 これは・・・来年も雨になりそう。でも良いではないか。初お目見えとの出会いが約束され、雨上がりの星空と翌朝の富士が出迎えてくれるなら。