スズキエスクード35周年並びにESCLEV創設20周年のための相模川ミーティングまで1週間。代り映えしない書き出しだが10月になってしまったのである。この段階でいろいろ懸念材料がでてきたのでどうにかしなくてはならない。

 こればかりはどうにもならないのだが、10月1日時点で、ミーティング開催日の天気予報は雨である。ここ数日毎日変化する予報に気を揉んでも仕方がないので、台風14号の爪痕がどうなっているか確かめに出かけた。
 台風襲来直後に偵察してくれたmadcrowさんと、エアコンと窓修理後の試運転という和邇さんが検証にやってくる。20年来の交流をしている和邇さんが、林道以外でオフロード走行するのを初めて見る。
 「いやもう、揺さぶられて手術のあとが引きちぎれそう!」
 ちょくちょく猿ヶ島に来ているmadcrowさんは
 「四代目エスクードはライン取り誘導しないと枯れ沢には降りられないですねえ」
 実際にBLUEらすかるで降りてみると、今のところはそれほど荒れていない。降りた後、登ってくるルートの選択が、四代目には気を遣う必要がある。
 なぜわざわざ降ろしたがるかと言えば、この高低差を利用すれば、参加者の集合写真を撮りやすいからだ。だがそこは当日の天候次第ということになる。


 それよりも重大案件が発生していた。ミーティング当日に予定していたバーベキューが、板チョー担当の狼駄さんが参加不可能となり、宙に浮いてしまったのである。
 主催者側からは、持ち寄り料理の提供も中止してもらい、有志の手間を省く通知を出した。しかしこの日の段階で40人を上回るエスクードユーザーが各地から来てくれるというのに、それではあんまりだろうとも思う。
 「提案があるよ。まあその前にラーメンでも食いに行きましょう」
 
という和邇さんのアイデアを受け、一同は猿ヶ島を撤収。案内されなければ絶対に行けないわという、こんなところに20年以上?営業している、和邇家の隠れ家のようなお店で、作戦会議をしながらあっさり系でもコクのあるラーメンをすする。

 
   
 
 和邇さんの提案は、この店からほど近い住宅地に、弁当も作ってくれる食事屋があるという。店はこれまたここだと言われなければわからない団地の一角のふつうの民家だった。
 トラックドライバーから独立し店を開いたという「ひよっこすずめ」の店主は、和邇さんの従兄の奥さんであった。
 初対面である。しかも、この日和邇さんからの提案でお店を初めて訪ね、弁当作りの依頼をするのである。
 ところが、店主の八木さんが着ていたソフトボールユニフォームの背番号が「35」ではないか!
 ミーティングの趣旨はエスクード誕生35周年なのだ。こんな奇跡のような偶然が巡ってくるとは。
 「沢山の弁当だったら、これまでの経験だと35食(ほらまたこの数字)注文を受けたことがありますよ。うちの五升炊きだと40食はいけます」
 
「すみません、お願いしたい数は50食・・・」
 このようなやりとりをしつつ、当日の食事の代案は首尾よくまとまった。
 さあこれで本当に、あとは天気だけだ。
 自分で言ったらみもふたもないが、主催者は晴れ男なのである。その証拠になにこの真夏の空模様っ、という日より。有志が作ってくれたてるてる坊主の効果も発揮されつつある。