いつしか恒例行事になっている大晦日ちょっと手前の焚火の宴会が、今年は青影さんからの要請で実現した。例年より1日早められた開催だったが、ふたを開けたら15人の参加という盛況ぶりだった。
 もはやこれは裏の忘年会と揶揄できないような気がしてきた。
  参加した人々

青影さん
madcrowさん
かわねこさん
AMGさん親子
こし亀さん
コムロさん
Cyber‐Kさん
TA01Wさん親子
s.Doさん
新月さんと風花さん
雷蔵と家内

霰と霙(片づけ時に帰宅し手伝わされる)

 『雷蔵さん、焚火は何時からスタートですか?』

 12月28日夕刻、耳を疑う着信があった。
 Cyber‐Kさんである。
 
 『わかりました。ではこれからタイヤを冬仕様に換装して出発します!』

 まてまてまてまてっ!

 電話は高知市と仙台市間で取り交わされた。
 まあ主催者が宴会のために仙台から南下するのはどうでもいいし、1日早まっても日程をやりくりして北海道からの帰省途中に立ち寄ってくれるかわねこさんも既にレギュラー陣営だ。
 しかし、24時間を切った段階で、高知から参加表明してくるとは。
 で、それを掲示板で報告したらば
 「そんな面白いカードはもう今年は出ないぞ」
 というノリで、当初予定より人数が膨れ上がったのは言うまでもない。
 かくして「変な人」呼ばわりされていたかわねこエクスプレスに距離は及ばないものの、冠だけはCyber‐Kさんが奪い取ることとなった。
 こうなると食材持ち寄りのバリエーションも増える。
 青影さんが焼鳥を振る舞い、基地でなめこ汁を提供すれば十分と思っていたが餅が焼けるは汁粉が煮えるはイチゴが届くは1月注文で12月受け取りだというウルトラスーパー希少なケーキが来るはブロックのハムが焼けるは各地の茶菓子が広げられるは林檎が山のように置かれるは・・・
 ノリが極端すぎで、いやほらただの焚火なのよ? いいのかよこんな杜撰な手配にここまで豪華にしちゃってという宴会が始まるのであった。
 真面目な話、次回はもっと正当な行事にしたいと思ったよ。