平成最後の忘年会は、単独ではやらないことにしたものの、焚火はやらねばならないという妙な使命感で双方をひとまとめに。もう近年は主催者が焚火をしたくて仕方がないのがばればれ(笑)
 参加した人々

青影さん
madcrowさん
かわねこさん
AMGさん親子
いわさきさん
コムロさん
SIDEKICKさん
狼駄さん
s.Doさん
新月さんと風花さん
雷蔵と家内
 
 

 そんなわけで焚火の忘年会でありますが、クルマの集まりで未明には撤収だから酒は飲めないし当たり前に寒いというのに、焼鳥だ牡丹肉だ鮎の塩焼きだシュトレーンだ豚汁だと、肴の方はもう涎ものなうまいものが集まるのでした。
 このところ猪の襲撃を受けているつくばーど基地では、土手ごと植木が掘り起こされ食い荒らされており、四半世紀盆栽棚になっていた丸太も蹴倒され朽ちかける始末。ことしはこの丸太をトーチ代わりにして火をおこし、半ば迎撃態勢で夜を待ちます。
 焚火が始まれば上昇気流で冷たい風が舞い込んできますが、かじかむほどではない。しかし丸太の一部はまだ乾燥しきっていないため、水蒸気と煙をあげるので、風下に陣取った人には大問題。しかも誰かが席を立つとそこが風の通り道になるので、ほぼ全員まんべんなく煙を浴び、

 「やあ、これで来年も風邪をひきませんねー」
 「それは年明けのどんと焼きのはなしだろうっ」

 などと相変わらずな雑談が繰り広げられるのでした。


 かわねこさんが北海道から「盛岡への帰省」に基地へ立ち寄らされるこの行事も数えて四回目。そして平成時代としては最後の忘年会にもなりました。
 今回は初の東北人も、わざわざ高速バスを使って参加しています。
 しかも女の子!
 「エンジンと排気音でどなたが来たかが暗闇でもわかるのって、エスクード乗りの人たちは本当にそれぞれの車種がお好きなんですねー」
 という、いわさきさんです。
 しかしこの娘、長期的将来に乗ってみたいSUVはエクリプス・クロスだとぬかしやがるので、
 「よーし、いつか絶対にそれに乗って自慢しに来い」
 とはっぱをかけられておりました。
 とりとめもなく日付は大晦日に移り変わり、ことしもいろいろな出来事とともに過ぎていきます。
 来年のことをこのタイミングで書くのはなんとも微妙な気分ですが、また来年もわいわいと賑わえればいいねと、三々五々に撤収するのでした。