1999年からだらだらと続いているつくばーど®行事も250回目となった。
 これを恒例の月遅れ新年会と焚火の夜会でまとめられたばかりか、周期的に大雪が巡ってくるはずにもかかわらず風の無い暖冬の2月という恵まれた条件。
 何事も心がけなんだろうなあと夕刻を迎える。

 一番乗りでつくばーど基地にやってきたのは、15年間寝かせてきたというランドクルーザー80をレストア完了させ、2日前に仕上がったばかりの試運転となったAМGさん。
 「赤い幌車も白い幌車も必ず復帰させますからーっ」
 いやいや気を焦らずゆっくりとやってください。などと対話しながら積み上げた薪に火を入れる。
 ここに新潟のおいたマンさんから「行くつもりだったんだけど家の行事に負けました!」というメールが入ったので、↓の写真を返信したら更に返信が来て「焚火より80に目が行ってしまった!」とか。
 AМGさん(実は病み上がり)のお披露目作戦は上々の成果だ。
 低湿度の大気で乾燥しきった薪は瞬く間に燃えてしまい、クロさん、コムロさんが到着する頃には第一段階が終了し、これは丑三つ時までもたないかもという懸念が出る。
 しかしさほどの防寒対策も必要なく、談話も盛り上がる。


 月遅れ新年会は、伝統的にカレーライスを振舞ってきた。今回は雫さんが10人前のカレーを作り、一升のご飯を炊こうとしたが、なんとまだ購入5年目のつくばーど®炊飯器が炊飯中に故障! やむなく最初の五合は廃棄となったらしい。
 そうこうしているうちに青影さん、SIDEKICKさんが到着して差し入れもの菓子類も充実し、新年会は賑やかさを増していく。うっかり気づかなかったがコムロさんの奥方が用意してくれたお菓子にはバレンタインデー向けチョコレートが入っていたのに、参加者に配るのを怠ってしまった(すすす、すみませんっ、雷蔵とSIDEKICKさんは美味しくいただきました)
 さらに参加者とクロさんにお詫びが発覚。あとになってクロさんから苺のパックとチョコレートプディングをいただいていたらしいのだがこれも配れず。
 

 毎回毎回何を談話しているんだと思われるだろうが、当然のように歴代エスクードの話と昨今の四駆の優位性やSUVの最新デバイスの優位性といった真面目な話なのである。季節柄、クロカンよりも雪道や凍結路での挙動やスタッドレスタイヤの性能など、四駆であっても過信は出来ないという話題が繰り広げられる。
 今回の参加者は、まんべんなく初代から四代目にかけてのエスクード乗り。各世代のエスクードの使い方やエピソードを聞くことのできる貴重な機会でもある。
 つくばーど®としてはここで初めて、青影さんが四代目に乗り換えたことを書き記すけれど、実は彼は昨年のつくばーど®in岩間33にて既に四代目1400ターボで参加している。
 日付が変わる頃、薪も燃え尽き、気温が下がってきたことで新年会はお開きとなった。次回は花見のつくばーど®を予告。花見の・・・寒さの我慢大会になるか、ぽかぽか陽気の春になるかは、現時点では定かでない。