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午前中から山の懐に入ってしまえば、10数台のツーリングは対向車と出会うこともなし。林道では2分間隔で1台ずつのスタートをすることで、各車、ルートを貸し切り感覚で進みます。前日までは氷点下に近かったという気温も、コート類の要らないインディアンサマーの暖かさ。絶好のコンディションで、奥志賀牧場、カヤノ平をめぐりながら、杉野沢のペンションを目指します。
今回のツーリングを準備していた頃、参加者をみていたら、エスクード勢は2000cc以上の顔ぶれになっていました。
嵐田のBLUEらすかるがエンジントラブルで長期修理に入っていたため、いざとなったら幌車で唯一の1600ccにて参戦・・・というきわどいところだったのですが、開催2日前に修理が完了。やはり2000cc以上になってしまった。と、思いきや、
「仕事が休めそうなので、土曜日だけでも参加します」
幌車のたぐちさんから連絡があったのが開催前日。1600ccクラスは、一番コアな車種の参加で世代を繋いでくれました。
RIkerさん ジムニーワイドJB43W
たぐちさん エスクード TA01R
もかぞうさんご夫妻エスクードTD11W
kawaさん エスクードTD11W
SIDEKICKさん エスクードTA51W
あおいろさんペア エスクードTD51W
looplineさんペア レバンテ/エスクードルックTJ51W
青影さん エスクードTA52W
とにぃさん エスクードTL52W
Hand-axe11さん エスクードTL52W
アスラーダさん エスクードTL52W
おいたマンさん エスクード TD94W
sugiさん親子 エスクードTD94W
akiさん エスクードTD94W
ふっじいさん ランドクルーザーHZJ76V
きうさんご夫妻 ランドクルーザープラドKZJ78
嵐田んち エスクードTD61W
初めての参加は、スズキスポーツ仕様の2代目に乗るアスラーダさんと、意外と少数派な初代の直4ロングに乗る、あおいろさん。これもまた少数と言うより稀少の枠に入ってくる2代目ショートの青影さんも、実は2日間フル参戦が初めてでした。
丸山林道を藪に阻まれるまで入り込み、引き返しながらの撮影は、来年春あたりにESCLEVサイトが開く「エスクード誕生20周年」の企画に活用するスチルの確保を兼ねています。
これをやっていると、通常の3倍くらい、走行時間がかかります。撮る方は夢中だから良いけれど、撮られる方はリテークを出されたり(それって撮る方がへたくそだからだよねえ)、いつまで経っても昼飯にありつけないという理不尽な眼に遭わされています。
挙げ句の果てに、撮影用カメラの電池が切れかかる。次の車がやって来る前に電池の交換をしなければと、グローブボックスを開けると、入っているはずの単三電池がなぜか単四電池に化けている!(そんな内幕を書いてどうする)
かわいそうなのは、ルートガイドを担当するふっじいさん。幹事ののんびり間抜けな作業のために時間が押していきます。こんなことで夕食時間までに、他所にて準備してある物資を回収しつつ、杉野沢にたどりつけるのか?
しかしくじけぬふっじいさんは、このとき既に、誰に知られることもなく、2008年の妙高ツーリングのルートと時間割のシミュレーションをやっていたりするのです。このような有能なサポーターが居てくれるからこそ、妙高のつくばーどを4年も続けていられることは間違いありません。 |