おめでたいことの連続は やっぱり嬉しい
 妙高高原で、ベースキャンプとしてお世話になっている杉野沢ゲレンデ内のペンション「空とブウサギ」さん、このツーリングの最初のきっかけになっている「たちばな」さんのとん汁は、つくばーど参加者の間では、もう紹介の必要がないくらいの人気スポットになりました。
 本来ならば真冬に出かけると良いと言われていますが、つくばーどは林道を走るという前提から、雪が降る直前の時期に開催しています。
 今回、幹事とふっじいさんとで画策していたのは、昨年のプチ披露宴をもう一度仕掛けること。その当事者であるきうさんご夫妻(07年4月にご結婚)はもとより、他の参加者にも内緒でウエディングケーキの手配を進めていました。

 
「んじゃー、ちょっと新井の街まで買い出ししてくるから」
 「えー? すぐ近くに酒屋もスーパーもあるでしょう!」
 「晩飯までには戻るよーっ」

 というような対話をもって参加者一同を振り切り、買い出してきたのは昨年のものに勝るとも劣らない(いや、昨年のだいすけさん夫妻には申し訳ないほど立派)オーダーケーキです。
 この時間の捻出のために、二次会用の酒類や肴類の買い出しは済ませてあり、BLUEらすかるの荷室に保管されています。おめでたいことが連続して巡ってくれるのは、ありがたいことです。
 二次会は、わいわいがやがやと深夜まで繰り広げられましたが、例によって大量に余る物資。次回の何処かのイベントに持ち越されるのは必至です。

 2日目、妙高山から黒姫山にかけて、雪雲が降りてきていました。笹ヶ峰高原まで登ったら、雪が舞っているかも? という期待はあったのですが、実際には尾根向こうは昨日に引き続き小春日和の晴天。1台ずつ走ってくる仲間を、撮影のために待ちかまえていてもひなたぼっこ状態です。
 妙高小谷線の笹ヶ峰側にある枝線は、以前走ったときよりも藪に覆われていました。SIDEKICKさん、あおいろさん、青影さんが挑んでいきましたが、3代目エスクードの車幅ではちょっと無理だろうと、早めに切り上げ、とん汁定食を求めて国道18号と292号を走り繋ぎます。
 2日目はなんとなく大味なプログラムになってしまうのですが、遠方までの帰路に就く参加者の時間も大切。昼食を終えた時点でお開きです。なにしろボリューム満点のとん汁。腹ごなしのまったり時間も、きっと必要ですから。
 来年も、基本形は変わらないでしょう。景色の変化は楽しんでみたいから、夏に開くというのも一考かも。それまでしばし、お待ち下さい。