《つくばーどin新井〜長岡》

 突然ですが、“たちばな”の豚汁定食が食べたくなり、画策したものの日帰りで行くほど体力ないし、第2ドライバーに頼み込めば、自動的に家族旅行となる。それはどこかに居心地良い宿泊先を確保することにもつながり、ついでに「いつものランドマーク妙高高原ではなくて、お泊まりしてご飯も食べられるところが良いよね」との条件付けがなされました。
 「遊園地にも行きたいー」
 「待て待て。そんなに条件つけたら、夏休み中だし、そんな都合の良いところがあるわけ・・・・」
 「あるって。どうしましょ?」
 「食いに行きましょう! 長岡のあっきいさんにも、岩間Xのときのお礼参りに行きたいし」
 かくして(いつもこれだ)、いいわけがましく“らいとにんぐ”などと冠をつけてのつくばーど告知までしてしまいました。
 相変わらずの行き当たりばったりで、すみません。


         《まずは前半戦の新井・妙高から》

 たちばなは、新潟県新井市の豚汁専門の食堂。よくよく見ると「とん汁」と表記されているので、以降はそれにならって表記します。
 値段は安く、ボリュームは法外なほど「並でも大盛り」。並盛りには豆腐一丁、大盛りには二丁がまるまる入っており、それに負けない量のバラ肉とタマネギがたっぷりの、うかつに「大盛り!」などと注文すると、あとで汗をかきながら食わねばならない名物料理。、しかし、エスクード仲間には、そのとん汁定食を食うためだけのツーリングがあるくらい、うまいのです。
 最近の人気は、ラーメンのゆで麺を“とん汁につけ麺で食う”「とんそば」。あるいは最初からとん汁のかかっている「ぶっかけ」。夏なのでこれはいいかもと、とんそばを頼んでみれば、早くも大盛り状態のとん汁にゆで麺の並盛り。

 「しまったー! これ食いきれるか?」
 「でしょー? ぶっかけのほうが、やや少量で済むんですよ」
 「小盛りとん汁に半ライスでも、充分満腹できるものねえ」
 「まあまあ、これを食べに来ただけのことは、今回もあったよね」

 とん汁ツーリングの企画をやってくれる、地元の友人。きうくんと、ふっじいくんが、今回のつくばーどにそろって参加してくれました。きうくんは元V6ノマド乗りで現在は70プラド、元30ジムニー乗りのふっじいくんも、70系ランクルに乗り換えており、ダブルランクル勢となっています。
 さらに、前回のつくばーどin岩間Xには怪我をされて参加できなかった、レガシィツーリングワゴンのだいすけさんも、静岡から先乗りして参加してくれました。怪我は全快されたようで、なによりです。
 

 「さて食ったら林道ですね。妙高小谷線の入り口まで行きましょう」

 ふっじいくんの案内で、女性陣を遊園地・サンシャインランドに送り届け、4台は杉野沢から笹ヶ峰牧場へのつづら折れを登っていくのであります。
 ランクル勢の説明によると、「林道笹ヶ峰・小谷線」が正式名称。妙高小谷林道は長野県側の呼び名で、新潟県側は杉野沢林道と呼ぶそうです。
 杉野沢林道はフラットダートですが、だいすけさんは新車のレガシィを途中で駐車し、乗用車カテゴリ、貨物車カテゴリと異なるタイプのランクルの乗り心地を比較すべく、きうくん、ふっじいくんの助手席に乗り込みます。宿に入る時間と、女性陣を迎えに行く時間の逆算から、県境の乙見峠までの引き返しとなり、妙高小谷林道は“次回の楽しみ”に残りましたが、散歩をするようにのんびりと走れる、初心者も誘いやすいコースは、ちょっと足回りの不調ならすかるにもありがたいルートです。
 1500mから1700mくらいの標高まで登りきり、県境を結ぶトンネルを越えるところで休憩。森の中を駆け抜けるレガシィの美しさ、4インチアップしたというプラドのたくましい走り、そして国内では最終ロットとなったぴかぴかの新車の70と、なかなかお目にかかれない組み合わせのツーリングシーンを堪能しました。