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夏、のまどんさんのTD11Wがショックアブソーバの交換を受けた際、年内にもう一度、コイルスペーサとショック延長キットの組み込みを依頼されていたSKETTOをねぎらうことと、ESCLEVが企画しているオフロード走行会の予定が話し合われていた。
「そんなめんどくさいことまとめて忘年会にしてしまおう!」
(演出上の表現です。太字の方が本心です)
あおいろさんが“集”力本願、TA01WさんとSIDEKICKさんが宴会イタチョー、それ以外にも参加者から沢山の差し入れが提供され、2日間にわたる忘年会イベントが繰り広げられた。
つくばーどの受け持ちは、のまどんさんの車いじりと忘年会の会場確保。車いじりはいつものように基地を活用し、忘年会は翌日のESCLEVイベントに備えて、オフロードコースに近い筑波山中のバンガローを借り受ける。
SKETTOの手際は今さら書き出すまでもないが、今回は持ち込まれたパーツに不適合箇所が多数見つかり、切った貼った作戦が発動。TD51Wベースで調達されていたフロントショックのアッパーマウントダウンキットは、TD11Wにはそのまま取り付けられないのである。
これは11系に施された補強補修箇所の出っ張りが原因。51系では改良されており、出っ張りのないマウント部の構造にあわせてパーツが作られているためだ。
アルミのムク材の削り取りが行われているさなか、今度はリアショック側の延長キットが、汎用品であるにもかかわらず、取りつけ位置が合わないという自体を発覚させる。どうやら01W系のものを調達していたようで、ショップをいくつか当たって適合品を見つけ、あおいろさんとかずろーさんが買い付けに走る。
かくしてのまどんさんのノマドは2インチの地上最低高アップを果たした。その成果はESCLEVサイトレポートを参照されたし。
夕刻、筑波ふれあいの里に場所を移し、いよいよ忘年会が始まる。
TA01Wさんが数日前から仕込んでいた関東炊きと、とにぃさんが調達してくれた新米炊きのご飯と焼酎、昼に続いてのまどんさんが振る舞う神戸牛の焼き肉、金魔王銀魔王さんが持ち寄ってくれた100本もの焼き鳥、うにいくらどんさんが運んでくれた辛口ジンジャエール、かずろーさんのビアサーバーと、あとはもう何があったか覚えきれない食材が、ものの見事に食い尽くされた。
翌日の昼食時にはSIDEKICKさんの稲庭うどんも披露されるのだが、もうなんだかよく走りよく食った2日間だったような気がする。事前の打ち合わせ掲示板では、三升炊きの炊飯器までは要らないだろうと対話されていたが、どうも五升弱の米が消費されているらしい。
例年通り、冷え込んだ時期のオフラインミーティング。車いじりの場では、こし亀さんが前日に搬入してくれた薪が、焚き火として大いに助けとなった。
夜はバンガローだから寒さはしのげると思っていたら、煙対策で屋外の焼き鳥飲み会が始まる。山中は大気の逆転層にあたる標高で、麓よりは気温の高い場所だったが、実際には『その麓が氷点下』で、会場も氷点下並みの気温となっていた。
それでも呑む、食う、賑わうの忘年会。いやー、忘れるどころかしばらく語りぐさになりそうだ。 |
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