食うだけ食ってまったりとしたら、腹ごなしはお互いのエスクードの観察やら試乗やら、ちょっとだけ林道(一応そう見えるでしょ?)を走ります。
 しゅうさんのノマドに装備されたウインチは注目の的。SUZUKI党を自称する者同士で、ASAMI/R−WIDEさんとSUZUKIの爺さんも試乗会。KAWAさんはシン大尉から譲られたワイドタイヤの調子を報告します。そのKAWAさんが乗っているノマドは、プラドに乗り換えたきうさんの以前の愛車と同型。
 ロングディスタンスの盟友として、らすかるが月へ向かう軌道へと導いてくれた、たかべーさんは、2台目となる現行型を、この日、天狗の森到着時に70,000q到達という節目に合わせてくれました。U−taさんは、初オフロードでらすかるをドライブし、初心者向けヒルクライムコースにトライ。
 カレーが無くなるまでには間に合わないかと思われていたたけさん、minamiさん、あっきいさんも、それぞれ韋駄天で駆けつけてくれ、義理堅さをいただきました。
 「またも、というか、やっぱりというか。同じ仕様のクルマが1台もない」
 初代だけで集まっていた頃、よく、そのような対話がなされたものです。2代目はアフターマーケットのパーツが極端に少ないことから、モデファイは初代以上に試行錯誤をしなくてはならないのですが、今回参加した7台の2代目は、基本仕様の違いも手伝い、全て異なるスタイリングに仕上がっています。
 これは特に、1グレードに等しいグランドエスクードのユーザーたちが、それぞれ独自の仕様へとクルマいじりを手がけてきた成果。立派なものです。SUVの王道を行くMr.zuicoさん、Gエスクもクロスカントリーだという趣向のニカちんさん、次第にワイルドさを増量してくるdevilockさんは、Cyber.Kさんと談笑を続けていました。
 それにしても、1台、2台と少しずつ増えてきた2代目も、今回はこんなに沢山参加してくれました。これも今回のエポックとなった一面です。
 オフラインミーティングには、いろいろな意味でアクの強さがあって、ホームページで呼びかけても警戒される傾向が、エスクードのジャンルにはまだ多少あったりしますが、飛び込んでしまえばどうということのない世界だと思っています。
 つくばーどなんか、とりわけ軟派でいい加減で行き当たりばったりだから(それがまずいのか?)
 次回には、もっと沢山の仲間が来てくれると良いな・・・


 そして今回のつくばーどでは、カイさんがとてもすてきな参加賞を提供してくれました。
 つくばーど仕様の団扇です。
 表面にはオートバイツーリング誌のPRが打たれていて、裏側にご覧のデザイン。必殺の受けねらいですが、「遭うと労働」というコピー(つくばーどに来ると、お客でもこき使われる、の意)は、outroadという、エスクードが持ち得るフィールドへの“いざないの言葉”であって、その言葉そのものが、このオートバイツーリング誌“outrider”から切り取ってきた言葉。
 これを使い始めたのは、もう10年近く前のことで、カイさんはそのような意味合いなどは知りません(その頃、アウトライダーは別の編集会社が作っていたのです)。10年来、まったく別ジャンルのエスクードイベントで使っていた言葉が、こんなところで本家と表裏一体になろうとは・・・
 でも、団扇だけに内輪受けなエピソードですけどね。

 最後に言い訳。
 一応、撤収と解散宣言は出しました。
 つくばーどin新治以来の激しい豪雨と雷は、そのあとにやってきたのです。
 だから全員ずぶぬれになったのは、帰路の途上ですからね(焦)