《 ハ ヤ テ プロトクルーザー》 | ||
「ハヤテ」は、メディアにていくつか発表されたライダーマン生還のエピソード(ホビージャパン誌上のSIC展開や、仮面ライダーSPIRITS)の、さらにミッシングリンクをねらってつくったもの。 基本的には旧サイクロンをデチューンして製作したことにして、設計と開発を本郷猛が担当したストーリーに仕立てた。そのエピソードはトイハンガーの「ハヤテ」の項にまとめてあるが、時間軸としてはXライダー誕生前に、神敬太郎教授と本郷が、カイゾーグ用水陸両用マシンの設計について協力し合った経緯を前提とし、その際に手に入れたテクノロジーを応用して、ライダーマンのアームアタッチメントとシステムをリンクさせるウェポンキャリアになっている。 ハヤテはクルーザーよりも早く完成しているため、プロトクルーザーとして取り扱っている。クルーザーと類似系となる特徴のひとつに、フロントカウル部にアームアタッチメントを装備できる、ハードポイントの存在がある。これこそが本郷の設計で、実はクルーザーのフロントカウルの推進ポッドは、ニューサイクロンの安定翼、ハリケーンのロケットブースター翼をさらに発展させたもの。という独自解釈をしている。敵怪人との一騎打ちやアジトへの強行突入などの経験から、本郷はバイクの戦闘能力として、フロントヘビーになってでも前面投影エリアでの攻撃力を得るため、フロントカウルまわりへの武装強化を考えていた。クルーザーでは、深海航行用推進ユニットだけでなく、作業用マニュピレートシステムなども提案したらしい。ハヤテには、それらのパーツをクルーザーに転送装備する電送機器の試作品が盛り込まれている。 という設定に基づき、SICサイクロンを4気筒化し、カウルレスにしてハードポイントの増設とSICライダーマン用アタッチメントの取り付け、、リア周りへの電送機器ユニットの追加などを行った。 |