《レスキューフォースを支援せよ!》
 レスキューフォースのレギュラー部隊とは別行動をとる、R0。その全容は、マッハトレイン暴走事件の勃発によって初めて明らかにされた。R0は伝説的なレスキューフォースと言われ、初代部隊(第一期)とも異なる行動実績を持ち、卓越したレスキュー能力を有している。マッハトレイン事件において、窮地に陥ったレスキューフォースを支援するために姿を現したR0は、超巨大レスキュービークル・ゼロファイヤーを伴って現着する。
 大型ビークル・レスキューストライカーをも凌ぐゼロファイヤーは、全長73mにも達するという。このサイズのほとんどは後部に連結・牽引するコンテナブロックで占められ、各モジュールには中型レスキュービークルを格納できる。しかし、機動車ブロックはレスキューライザーと同じであり、超巨大と言いながら、実際の大きさが判然としない。コンテナ内に中型ビークルを格納するとなれば、70m級のサイズは頷けるのだが、機動車部分とレスキューライザー前部の比較をすると、格納できるビークルのサイズには矛盾がありそうだ。あるいはライザーと同じ形状で、大きさが全く異なるのかもしれないが。
 そしてコンテナブロックは、各レスキュービークルとの連結も可能である。これがどのようなファイナルレスキューを発動するかは謎なのだが、よくよく考えてみると、ビークル搬送用コンテナの移動基地機能はともかく、ビークルとコンテナを合体させてもあまり意味がないような気がする。しかしそのような些細な疑問は、R0の烈火のごときレスキュー魂の前には、それこそ無意味なのである。