新たな「2度目の優勝」
 ブラインドレイドもいつのまにか10回目を数えることとなり、新しい試みを加味したり、いつも通りのちょっと抜けた笑いをとったりしながら、七夕明けの北総台地で開催された。印西市から印旛沼を廻って手賀沼まで。ニュータウンと田園の風景を交互に眺めるルートは、迷子にならなければ約80km。
 ただしクイズもあればパターゴルフもあるし、うっかり選ぶとワサビ菓子という罠もある。単純にCP攻略は出来ないばかりか、何処に潜んでいるかわからないハウンドに撮影されるといきなり減点。脱力系満載の障害を乗り越えて、優勝舵を手にするのは果たして誰か?
 今回の出走者

 team-あおいろさんペア エスクード5ドア(初参加)
 青影さん エスクード3ドア(2代目)
 team-ASAMI・WIDERさんご夫妻 ワゴンRワイド
 あすかさん エスクードXG or ウイングロード
 kawaさん エスクードノマドV6
 SIDEKICKさん エスクード3ドアHT(初代)
 team-satoriさんペア エスクードノマドV6
 team-sugiさんち エスクードXS
 team-TA01Wさんご夫妻 エスクードXG(初参加)
 team-だいすけさん&みきさんご夫妻 マツダアテンザ
 team-はなさん&takezooさんご夫妻 エスクードHT(初代)
 team-嵐田風花さん&旦那さんち エスクードノマド
 もるとさん スバルフォレスター

 osyatoさん エスクードノマド(オフィシャル)
 こし亀さん エスクードノマド(オフィシャル)
 大樹くん@sugiさんち(スタート問題)
 devilockさん ZXR250(オフィシャル)
 嵐田雷蔵 エスクード5ドア(オフィシャル)

 そして今回のレイドのルートとCP問題はこんな感じ

 sugiさんは前回優勝にして、現時点で最多優秀者。過去の優勝経験者が、これを阻止し、並び立つために追い上げる構図。CP1で序盤戦から海抜41mまでの登山を仕掛けられ、続いて森の奥深くの古墳を探索させられた一同は、このあたりで既に出走順位に入れ替えが起きる。SS指示を出すためのCP3に真っ先に飛び込んできたのは、3番スタートくらいのkawaさんと、だいすけさん夫妻。ここでこのあとのルートで遭遇した出走者とコンタクトを交わす指示書を渡し、ワサビが入っているかいないかのお菓子のくじ引きをする。この2組は難なくセーフし、次のCPへと移動していくのだが、後に大きく明暗が分かれる。
 今回、CP5では、酒々井町の宗吾霊堂近くにあるケーキ屋さん
「かぼちゃの店」の山本店長さんが「あたしそういうの大好きよ」と、お店をCPとして開放してくださった。自然素材のケーキ類や、北海道直送のジェラード。ランチも楽しめるかわいらしいお店だ。ルート全体の30%くらいだが、暑くなるだろうからティー・ブレイク。というのは方便で、オフィシャルが次の配置を行うための足止めである。
 スタートを担当してくれたosyatoさんが所用で撤収するのに代わって、迷子捜索役としてdevilockさんがルートの後半に待機。嵐田は先行してゴール地点の確認に。そしてハウンド役のこし亀さんが、誰に知られるともなく某所の鰻屋から席を立つ。