タイヤの選択 後編

 再びタイヤ館つくば谷田部店にて、タイヤ交換のついでに、まっすぐ走らないジオランダーの状況を診断してもらった。トーに関しては、懸念するほどの狂いは出ていないという。走行時の抵抗は、サイズの問題と偏摩耗によるものだという診断。
 トーは、目視の印象では右に開いているようにも見えるのだが、
 「駆動軸、早めに修理しなさいね」
 と言われてしまった。
 これに伴い、タイヤはブリヂストンのデューラーAT694に交換。サイズは先代で試したP225/70R16で、外径は723mm、タイヤ幅は225mmとなった。これは、3代目が背負っているスペアタイヤ。また、3代目のXEグレードが標準で使っているサイズに近い(銘柄が異なるため、規格が同じでも寸法は違うかもしれない)
 2インチ程度のクリアランス確保をしている2000ccクラスのエスクードが装備できる、見た目ノーマルで大きめのタイヤとしては、これくらいが一番良さそうである。06年3月時点では、このサイズのATタイヤは、694とBFグッドリッチにしか無いと思われる(未確認)
 AT694の性能は、オールテレーンとしては70点というところで、オンロードでのノイズは低く抑えられている上、乗り心地も良い。ただしグラベルでのグリップは、えへへっというくらい落ちるし、土の登坂ではまともにトラクションがかからない。
 その登坂に枯れ葉なんぞ敷き詰められていたら、まずFRでは走り出せない(それは単にへたくそなだけだとの見方もある)。路面への接地圧を均一にするというACブロックの性能が、仇になっているのだろうか? しかし細かいところを指摘するなら、MT673という銘柄もあるわけだし、贅沢は言わないことにしよう。
 ひとまず、BLUEらすかるのつくばーど仕様はできあがった。まだブレーキやらガードやらの仕様変更も残っているが、タイヤ編はこれで落着。
 
前ページにも出しているジオランダー やや小さめのAT694(おいおい、何処走ってんだよ)
 今さらながらの新発見。
 今回、タイヤ交換の第1段階で、11系純正アルミホイールに換装した際、なんとセンターキャップのサイズが合わなかった。
 センターキャップは51系純正アルミホイールに使われていたもので、微妙に外径が大きく、11系アルミには取り付けられない。そこで11系センターキャップのリア用(43252−60A00−000)を4個調達した。フロント用はオートハブ対応の“わっか”であるため、51、61系に11系アルミをはかせる際には役に立たない。