Element's  2007.11.25 XCダートレースの観戦
We are deeply in the ESCUDO.
エスクが出ない? まあいいや!
 エスクードがオフロード競技に全く出ていないかというと、そんなことは決してない。昔のパリ・ダカールラリーやファラオラリーなどを引き合いに出さなくとも、各地の一般エントラントがトライアルやクロスカントリーに参戦している姿は、昔から観戦することができるし、仲間の何人かは表彰台にあがったこともある。
 この日、京都市といってもかなり山深い右京区のコースにて、その仲間の1人がエスクードでクロスカントリーダートレースに参戦することになっていた。昨年(2006年)も同じレースにエスクードでエントリーし、サスペンショントラブルでリタイア。これを機に後進にヘルメットを譲って引退するはずだったのだが、

 「なんかこう再燃しました。別のエスクードを手に入れたので、それで戦います!」

 などと言ってきたから、これは大変だ。とばかりに、京都行きを決めた(2006年のレポートはこちら
 ところが状況は二転三転し、彼のチーム事情からこのエスクードがドライバーごとエントリーを見送ることとなり、06年に参戦していた他チームのエスクードも今回はいないという直前の連絡に、これはまた別の意味でえらいことだ! となる。
 しかし、このレース観戦には、日頃はなかなか会うことのできない西日本のエスクードユーザーさん達と顔を合わせられる機会という、もうひとつの目的もある。それで充分じゃないか。行っちゃいましょうと、東名・名神を乗り継いで京都へひとっ走り。
 応援する対象はパジェロミニに乗る(しかも初参戦だとか)の若い子たちとなったが、それでも地元の京都をはじめ北陸や大阪、神戸、静岡、神奈川から、エスクード仲間達が次々と集まってくれた。実は応援と観戦でだけ見比べると、エスクード勢のベースキャンプが、一番大きなかたまりになっていたような気がする(えっ、なんで茨城のナンバー? って声を聞いちっゃたよ。ごめんよ田舎者で)
 応援していたチームのレースは、28台中2位という快挙を成し遂げ、これが大勢のジムニーを抑えてパジェロミニというところに複雑な心境を覚えながらもめでたしの結果。「これはもう、彼等の師匠にはエスクードで師弟対決に臨んでもらい、返り討ちにしてもらわねば」とか、「いずれは彼等にエスクードで参戦してもらおう!」という凱旋祝いで盛り上がりつつ、幕を閉じる。なんだかちょっと、ESCLEVでこれでいいのかだが、まあいいや。

イベントの詳細はつくばーどでレポート掲載中

Egress