峠を越えて
 山道への誘い(栗原川利根林道)
 寒村の集落、荘厳な山峰の風景、朽ちた社や名も無き祠。そんな原野の風景を静かに眺めていると、一抹の不安と哀愁を帯びた心持ちになる。
 望郷の思いとは、こんな気持ちなのだろうか? その瞬間がたまらなく好きだ。この車に乗り続ける限り、自分はいつまでも山道へ誘われるだう、そんな車なのである。

 自分はエスクードが好きだ!社会人1年生になりたての頃、とても車が欲しかった。そんな時に巡り合えたエスクード、当時から4駆が大好きだったけれど、何故この車に魅かれたのか?
 時が経つほど、言葉では表せられない愛着が、ジワジワと湧くようになった。2代目から3代目にバトンタッチしたけれど、愛着は分け隔てなく変わらない。大事に乗っていこうと思う。

 エスクードには、山道を走る楽しみを教わった。たくさんの峠道や林道を走ってきて、 その度に思った事は只一つ。この車にして良かった!という事だ。
 林道や峠道の魅力に魅かれたのはどんな理由からだったのだろう。今思えば、 日常とは違った別の世界に、自分が迷い込んだだような気がしたからかもしれない。 その世界へと常に行動を共にした車が、エスクードなのである。
 (エス君さんとTD94W。三部構成で登場)

 袈裟丸山付近の峠にて。
 エス君さんとは、彼が以前乗っていてた2代目エスクードと、どこかですれ違っていたかもしれません。写真は、まだあーまーどらすかるの頃。

 福島・栃木県の県境 川俣桧枝岐林道
 湿原で有名な尾瀬を横目に見ながら、福島県から栃木県に抜けるコースです。途中、帝釈山(2060mm)の際を通るため、最高到達点は2000mmに近いと考えられます。
 山奥のためあまり景色は良くありませんが、高低差が激しい片道40km近い林道となるため、走り応えは十分です。
(TA01Wさん)

NEXT     - Go index - BACK