Wind of a blue forest Momoka
まさかほんとにやって来るとは!

 お休みになっていると思いますが・・・
 これより風車へ向かいます。
 こちらは本格的な雪になっていて、風車への到着はいつになるのかまだはっきりしません。


 な、何ーっ!? というメールが届いたのは、11月19日の午前3時をまわった頃。だって、ももかさんは青森県の在住でしょう? 片道ざっと700kmでしょう?
 そういうばかな極端なまでの「思い立ったが吉日」な行為を、いつしか自分では出来なくなっていただけに、にわかには信じられませんでした。
 そんなことやれるのは、荒行屋と弾丸屋くらいのものだと思っていたから。でも、砂浜には、かつてのあーまーどらすかるによく似たTA11Wがいたのです。
 ああ、エスクード乗りの血脈って・・・いつだってどきどきさせてくれる。

 

 「いまどちらですか? フォレスターズはもう帰ってしまったんでしょうか? ええ、僕は今、風車の下にいるんですけど」


 携帯電話に着信した声は、きっとしてやったりのにやにや顔から発せられていたに違いありません。
 フォレスターズを見送りに出ている僅かの間にすれ違っていたらしく、やっぱり来ました。超弾丸エクスプレスの、kawaさんのTD11W・ゴールドウィン。しかもフォレスターに真っ向勝負を挑むかのようなダウンサスペンション仕様。
 FISCOを走るための準備を前夜から進めていて、一段落したのが、お昼前。掲示板を見てももかさんが南下しているのを知り、そのまま走り出して静岡から弾道軌道で着弾しました。
 あーあ、エスクード乗りってさ、これだから(って、上の書き方とのこの落差はなんだ???)
 

 「厚い雲が覆っている日本海側から、恐らく晴天であろう太平洋側へ。あまりに行き当たりばったりな行程だったんですが、最後に行き着いたのが風車の下だったという・・・」

 いやまあ、あなたの場合は、昔はそれをSJ30でやってきたし、VR4では鹿児島のイベントにまでひょっこり現れたりでしたから、驚きはしませんよ、ふっじいさん。
 でも、妙高からはるばるやってきてくれて、ほんとに嬉しいです。なぜって、来ても驚かないけれど、案外来るだろうという予測がぴたっと的中する瞬間の楽しさ。これは釣られてもらえなければ実現しないもの。
 広い砂浜であるにもかかわらず、控えめに控えめに、そっと走るランドクルーザー70の勇姿は妙高の森とはまた違った味わいを見せてくれました。


 「遅れて風車に着いたところ、入り口の砂丘から風車に伸びる方角に幾筋かのタイヤ跡が。さっきすれ違った4台の足跡だわいと思い込むことにして、これぞVレイド、と感じて帰ってまいりました」


 こし亀さんは、実はランドクルーザー40系のユーザーですが、この日は奥様所有のTA01Wを借り受け、御自身の所用に関わりながらも駆けつけてくれました。
 残念ながら現地ではお会いできず、途中のコンビニエンスストアで待ちあわせした、ごく僅かな時間。
 それでも、すれ違いのままよりも、つかまえることが出来ればもっと楽しい。この次はのんびりだらりとお目にかかりたいです。
 そうそう、焼き芋の差入れ、ありがとうございました。

 ももかさん編の締めくくりは、帰路につく高速道路のSAで待ち受けていたコムロさんの再登場。
 突然の青森からの来客に、間に合わないと思われていたにもかかわらず、すれ違わせないぞとBLUEらすかるを含めて4台のエスクードと、70が集まってくれたことは、レイドの醍醐味を超えたつながりのなせるわざでした。

 こうしてSレイドとあらためたVレイドの第一回目は、予想以上の好評のもとに展開しました。
 次の課題地点も出題しておりますので、ぜひトライしてみてください。
 

明日、あの場所へ行くのは
あなたかもしれません。

さて閉店かと思いきや!
まだ続くこととなりました