Sレイドの1回目には、沢山のエントリーを得ることが出来ました。
 これをつくばーど本編のレポートに残しておかない手はない(姑息)ということで、総集編として作成。
 しかし全部おさらいするとSレイドそのものになってしまうので、二つのシーンに絞ってまとめることにしました。そりゃあもう、どこに絞るかは明確。屋根の上のエスクード乗りしかないですよね。
《つくばーど in 鹿島灘》
空と海の出逢う場所
 実は、数日前から緊張していた。本当に走っていけるのか不安だった。当日の空は、私の不安な心のような、いまにも雨が降り出しそうな曇り空。
 それでも、走っていけば待っていてくれる人がいる。
 先月あたごのお山に行ってきたことも、小さな自信となり私の背中を押してくれた。さあ、黒エスクと一緒に走り出そう!

 途中でらすかると合流し、休憩をかねたランチをとり、撮影地を目指す。以前開催されたB-レイドのルートをトレースしていく。
 あの時に地図上で想像していた場所を走っているんだなぁなんて思いながらハンドルを握っていた。
 だんだん目的地が近づいてくる。風車も見えてきた。なんとか入り口を見つけ出し、車を乗り入れると目の前には海が広がっていた。

 憧れの構図(?)の写真があって、リクエストして撮ってもらった。その写真と違うのは、写真に写ってる人物が私1人ってことだ(
いつかリベンジしなくちゃ!)
 たくさんの人の力を借りて、「絵空事」は「現実」になり、私の中で、また1つの小さな自信となりました。こんなとき、エスクードを選んで、仲間と出会えたことが嬉しくなる。本当にありがとう!

 ※ 黒エスクの物語はこちらにも。


「いたずらして地面は写さず、エスクの上半分と風車だけを撮る方法もあります。それは工夫と努力の敢闘賞」

 そうか、そんな参加の方法もあるんだ。
 ダメダメ。あの場所に、どうしても行きたいから。それに、こっちの風車と違って、レイドの海岸の風車は先の方が赤くなっている。違う場所だということは、すぐにばれてしまう。
 レイドの場所は、夜なべをして探し出した。あとは出かけるタイミング。きっと、びっくりするに違いない。どんな人たちか、顔も知らないのに、驚いた表情が浮かんでくる不思議さ。

 「昨日かおととい、誰かここにいたんだ」
 「明日かあさって、誰かここに来るかな」

 時間のずれを楽しめる・・・このテーマが好き。
 今年最初の雪がしんしんと降っている。そんな中を走っていくのは無茶かもしれないけれど。
 だから、今夜出かけよう。
 

 『もうお休みになっていると思いますが・・・
 これより風車に向かいます』


 ※ Sレイドのももかさん編はこちら