「お昼ご飯が済んだら、アトリエと水彩画ロード2号を見に来て下さいね」

 那須高原にアトリエを構える村田さんにお誘いいただき、新しく飾られた水彩画と、1号(ノマド)の車中泊能力を大幅に強化したキャンピングカー・2号を拝見に出かけます。
 村田さんの水彩画は、ふわりとした作品に多くのファンがいらっしゃいますが、ことしは異なるタッチの、透明感とシャープさが際だつ作品も加わっていました。
 同じ水彩画材を使いながら、そのモチーフによって数多くの画風を表現するのが、村田さんの絵の楽しさです。奥方・あけみさんによる手作り粘土人形も、新作が並んでいます。
 ことしは春恒例のオープンアトリエがお休みとなっていたため、倉敷で開かれた個展に続いて、いち早く新作を見ることのできる、貴重な時間となりました。
 さらにリビングをミーティングルームとして提供していただくことになり、雨と寒空を避けて(雨なんかものともしないんじゃなかったのか?)ぬくぬくと暖を取るのです。
 アトリエの“ぬし”、猫のビヤさんも登場し、得意技の“お手”を何度も披露してくれる特典付きです。
 水彩画ロード2号は、コンパクトな車体に必要充分な装備が合理的に配置され、長く見ていたら欲しくなりそうな、危険なアイテムでありました。2号の登場で、1号のノマドは近く、塗装の痛みを修復に取りかかるそうです。
 エスクード仲間の工房やアトリエにお邪魔するという趣向は、今まで無かったコンテンツでもあり、ツーリングやオフロードコース走行会とはひと味違った面白さがありました。
 天候は真冬に戻ったような寒さを伴う雨でしたが、高原の桜は新緑に移り変わり始めており、春が近づいているのも確かな風景。次回、那須を訪ねるときには、幌を取っ払って出かけたいものです。

 はまたにさんのれポート
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