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| 那須高原には、つくばーど®にとってささやかな縁のあるところだ。 Eレイドの課題として出展したため、その場所、チーズケーキ工房摩庭ファームとの出逢いはこれまできちんと紹介していなかった。 それを振り返りながら久しぶりの訪問に向かう。 |
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つくばーど®のエスクードギャラリーでは2009年1月18日となっているが、これはおそらくサイトの更新日だろう。撮影記録では1月14日だった。 その前日、やはり那須在住のエスクード仲間であるみしゃこうしさんに教えていただき、朝一番で雪道遊びに出かけた。マウントジーンズまで登る予定で麓の雪道を移動しながら、那須連山を背景に写真を撮りたくて、普段は直進している交差点を、その日は左折したのである。 すると、忽然と真新しいログハウスが、小さな農場横に建っていた。 そこを通り過ぎる際、建物の脇にTA01Wのゴールドウィン・リミテッドを見つけた。 これが総てのはじまり。建物には「チーズケーキ工房」の看板もある。ケーキの買い物ができるお店らしい。朝早いので、帰り道にもう一度立ち寄ってみようと、山の上に遊びに行ったのが、2009年リポートの「寒稽古の二幕」だった。 |
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そのエスクードは、前年12月までに車検満了し、農場の敷地内だけで使われていたが、所有者である摩庭ファームの奥方が新しいクルマを用意することとなり、退役を待つ状態だった。 折しもその頃、別のエスクード仲間がエンジンブローを起こして修理困難な状況であった。そのことを話すと、農場のご主である摩庭さんは 「役に立てられるならそっくり持って行ってください」 と、快諾してくれた。この譲渡の話は結果的に実現しなかったが、ブローしたエスクードが何とか復旧して、この店において開かれたつくばーど®ミーティングに参加するまで、廃車せずに待っていてくれた。 こんな出逢いから続いている摩庭ファームとの縁だったが、ここしばらく訪ねる余裕がなく、そうこうしているうちに今度はBLUEらすかることТD61Wが退役間近となった。おそらくこの機会が、BLUEらすかるで摩庭ファームに出かける最後のチャンスになるだろうと、走ってみたら2009年のあの日と2日違いだった。 「雷蔵さんたちが一番早くうちを見出してくれていたけれど、最近はクルマのミーティングで使いたいという人は居なくなりましたよ。常連さんたちの年齢層は高かったし、みんな高齢化して来られなくなったのかなあ。若い人はクルマに興味なくなっているようだからねえ」 お店は2008年の創業。これも、奇しくもエスクード誕生20周年の年回りだ。勝手に解釈してしまえば、よくよく縁の深いところなのである。 お店を取り巻く環境は変わっている。しかし奥方たちの作るチーズケーキの味はあの頃から少しもぶれていない。 「朝からストーブで小豆を茹でているんだ。食べていってよ」 茹で小豆には甘味はない。どの程度砂糖を加えるかのコツを教えていただき、これも美味しく平らげる。帰り際、次にお邪魔するときはあのエスクードではなくなることを告げると、少し残念そうな顔になるご夫妻。でも、まあ、たぶん次に来るときのクルマは見分けがつかないですよと笑いをとる。 帰宅した時点で、BLUEらすかるのオドメーターは100万キロまで2000キロを割った。2月には長い旅路のゴールが巡ってくる。 |
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