ゴーゴービークルは、ロボやトレーラーフォーメーションをとることが出来、その状況に応じた作戦行動用のシフトを選択できる。主軸となる1〜5号機も、腕部ほか各部のコンバートや追加によって、バージョンが変更される。6号機以降は、こうしたコンバート用支援装備として、特殊用途向けのビークルが配備されている。
 ゴーゴードリル
 全長31mと、長さだけならゴーゴーダンプを凌ぐ6号機。車体後部のキャタピラをジャッキアップさせて倒立状態をとり、ドリルを地面に押しつける角度を調節し、地中掘削推進する。巨大ロボ・ダイボウケンの右腕ブロックにドッキングし、ド突き合い専用の攻撃武器になる。厚さ28mの岩盤を一撃で貫通する 『 マキシムペネトレーション 』が必殺技。このフォーメーション時、ゴーゴードーザーはダイボウケンの左脚背面に移設される。
 ジェネレーターの出力が高すぎ、搭乗員に猛烈な負荷がかかるのが難点。
 ゴーゴーショベル
 
土を掘り起こし、丸太や岩石をつかんで排除するほか、プレシャスを捕獲ミッションにあたる7号機。器用で小回りがきくただけでなく、250万馬力というハイパワーを有する(ゴーゴードリルの350万馬力に次ぐ)
 バケットを振り回す『ショベルアーム』、つかんだ物体を遠心力で放り投げる『ショベルスィング』で戦うほか、ダイボウケンの右腕としてコンバートされ、防御技 『 ショベルディフェンス』 や、連続パンチ 『 ショベルナックル 』 などの必殺技を使いこなす。
 ゴーゴーミキサー
 
ドラム内でハイパーコンクリート用のセメントを撹拌・生成するためのトラックミキサー型8号機。なんとダイボウケンがゴースコッパーを使って現場の土砂・岩石を掘り起こして投入する。それだけでもあっと驚くコンビネーションだが、このドラムはあろうことか3方向に展開し、ハイパーコンクリートを発射する攻撃モードに変形する。
 ダイボウケンの左腕と、スーパーフォーメーション時の右足を担当する。右腕にドリルを装備した場合、ハイパーコンクリートで固めた目標を、このドリルで粉砕する。
 ゴーゴークレーン
 
全長34.1mは、ゴーゴードリル以上だが、牽引・吊り上げ用の超大型クレーン車。という地味な9号機と思いきや、クレーンヘッドはスーパーフォーメーション『スーパーダイボウケン』になるための頭部を構成する、実に重要なパーツとなっている。
 やはりダイボウケンの左腕を担当する傍ら、スーパーフォーメーション時には左足としてドッキングする。 クレーンヘッドを外した状態でも、ノーマルフックが装備されている。球がけ作業は、ボウケンジャーの誰かが作業資格を持っている?


 ここまでで、6台の超大型重機と、フォーミュラ、ジャイロ、ダイバーを含む9種類のビークルがそろい、ダイボウケンは全機合体によってスーパーダイボウケンにパワーアップした。
 どうりで・・・ダイボウケンってボディ部分が貧相だなあと感じていたのだ。そしたらなんと、ダイボウケンの腹部・胸部(ページ中段参照)は、スーパーダイボウケンの背中であった。胸部のフォーミュラが背部になる腹部(なんだかややこしいぞ)に移動し、ジャイロがメットランダーを格納した状態でドッキングする。
 余り物を出さないスーパーフォーメーションは見事である。ロボット形態なのに、つい掲載してしまった・・・

以降はゴーゴージェットとか、2号、3号ロボとか・・・