エスクード仲間には、新井のとん汁を食うためだけに出かけるツーリングがある。
 と書き出してから、早くも10年めが巡ってきた。
 実は天狗の森のつくばーどを除けば、これほど長く続いているミーティングはない(もちろん当社比)
 1度目2度目の頃はつくばーど以前の時代。とん汁だけなら10年以上続いている。
 なぜかって、それはきっと面白いからだ・・・と、思う。
 いやその、そうなんじゃないかな・・・

  今回の参加者
 おいたマンさんご家族 スズキスイフト
 コムロさん エスクードクロスアドベンチャー
 ふっじいさんご家族 スバルサンバー
 青影さん 日産キャラバン
 TA01Wさんご夫妻 エスクード2.0XG
 s.Doさん エスクードV6−2.0ノマド
 きうさん エスクード2.0 5ドア
 かずろーさん エスクード2.7XS
 通りすがりの正義の味方さん エスクード2.0XG
 雷蔵 エスクードV6−2.5


. 本来なら8月開催だったことしの妙高高原は、諸事情によって中止を余儀なくされた。
 が、「そりゃやるべきでしょう」と背中を押してもらえたことが何よりありがたい。
 奇しくも初回の開催と同じ時期に間に合わせることができた。長野も新潟も、標高の高いところの紅葉は終盤。著名な山の山頂は冠雪している。それでもまだ少しの彩りが残る林道に分け入るのだが、

 「またしても妙高小谷線は工事で抜けられないらしいんだけど、そうなるとまたもや斑尾山でお茶を濁すしかないかねえ」

 という問題が起きていた。

 「大丈夫です。この前偵察してきたルートが倒木も崩落もないので、そちらを回ってから斑尾山に行きましょう」

 と、ふっじいさんが代替路線を案内してくれた。
 斑尾山よりも西からアプローチして、毛無山の林道へ向かう。舗装のリエゾンもはさむが、稜線へ駆け上がれるワインディングが面白い。
 これを抜けて沼ノ原湿原からもう一本を走ると、さらに西には水平線が眺められるのだ。これは今までになかった眺望。ふっじいさん、良いルートに連れてきてくれた。しかし無念にも夕暮れが迫っているので、ここは途中で引き返し、斑尾山の林道に向かう。