《暴風災害に立ち向かえ!》
 全長12m、全幅6m、全高5mのレスキューターボは、架台に設置された巨大なブロアーファンによって、突風から竜巻レベルの人工風を発生させる。その風圧を利用し、大規模火災も一気に吹き飛ばしてしまおうという極めて力わざの能力だが、ネオテーラが送り込んだクライシスメーカーが引き起こした竜巻に対してカウンターとなる竜巻を造り出し、これを爆鎮した。
 このミッションでは、ファイナルレスキュー・ターボトルネードを発動させるため、レスキューストライカーに連結し、前部操縦席ブロックをストライカー先端に、後部ブロアーブロックをストライカー屋根部にドッキングさせた。この際、ストライカーは前後分離しない初めてのフォーメーションを見せている。
 一方、レスキューターボは、先行配備されている中型ビークルのうち、レスキューライザーレスキュードリルとのドッキングも考慮されている。ライザーと連結するライザーターボは、ターボの操縦席ブロックとライザーのラダーブロックとの連結で、機能的な意味合いは低い。ライザー操縦ブロックが破損し稼働できない場合のリリーフ利用かもしれない。
 ドリルとの連結では、ドリル後部にブロアーブロックを接合する。こちらは掘削土砂を吹き飛ばすための活用か、或いはレスキュードリルそのものの出力アップとしての補助動力供給役なのかもしれない。