《爆裂的に急行せよ》
 世界滅亡を企むネオテーラの暗躍によって、地球では想像を絶する規模の「超災害」が、局所的に引き起こされていた。
 この事態に対処すべく、世界消防庁は、対超災害組織でレスキューのエキスパートチームとなる「レスキューフォース」を組織した。
 彼等は特殊救助用スーツとツールによって要救助者を救い出すほか、大型から小型に至るレスキュービークルを駆使して、超災害自体を「爆鎮」する。大型・中型ビークルの操縦担当は、コードネームR1を拝命した新人隊員・轟輝(トドロキ・ヒカル)。各ビークルを操作する中枢マシンとして、コアストライカーに搭乗する。
 コアストライカーは4代目フェアレディZをベースに開発されているが、動力がVG30DETTなど既製のエンジンかどうかは不明。分析能力を持ち、ヒカルを対話でサポートするAIが搭載されている。このシステムにより、ヒカルが操作するレスキューコマンダーで遠隔操作され、自動操縦での走行も可能だ。最高速度は時速400km。
 大型ビークル・レスキューストライカーの操縦系統にもリンクしており、レスキューストライカーに格納され、ストライカーそのものがコックピットになる。
 
 レスキューフォースを管轄する世界消防庁は、警務・消防・防衛などの諸官庁を横断的に国際化した機関のようであるが、レスキュービークルの系統を見ていくと、トミカタウンで運用されていたハイパーレスキューハイパーブルーポリスとの関連性がありそうだ。その部分は、明確には触れられていない。