薪割りのステップアップ
  
10年の歳月を感じました
      
 この冬一番の冷え込みながら、上着の要らないぽかぽかの日曜日。風が吹いてくる前に庭仕事をやってしまおう。
 その昔、冬支度のレポートを、このコンテンツ最初の記事として書いた頃、霰も霙も薪を割るどころか運べる段階にもなく、割って運んだモノを積み上げてくれるのが、最大限のお手伝いでした。
 力仕事でもあり、こんなことは大きくなるにつれやりたがらなくなるだろうと、過度の期待は持たずにいましたが、その後縦穴の堀り方木の剪定と収穫、そして薪割りをやらせてみたら意外と筋が良い(素人水準でね)
 そろそろ薪の補充をしたいと思っていたところへ、
「手伝うよー」「まかせなさいー」と、またまた意外な申し出。斧の使い方はマスターしているので、今回は植木剪定用の鋸を持たせ、解体した柿の木から細かい枝を払う仕事をやってもらいました。
 鋸の挽き方は、切断面を見れば、コツを掴んだかどうかがわかります。
「そうか、引くときに力が入ればきれいに切れる」「切れると切手音もシャコシャコといい感じだよね」などと話しているのを聴けば、断面を見る必要もありません。
 丸太に近い状態になった樹をエンジンチェーンソーで細切れにしていると、手元の作業をあらかた終えた彼女らは、チェーンソーでみるみるうちに短く切り分けられていく様子に興味津々。いやいやさすがにこれは君らにゃ扱えないよ。それでもやってみたそうな顔をしているので、パワーの小さな電動チェーンソーを出して、ケーブルの回し方や安全確認の仕方を教え、細い部分を手伝ってもらいました。