04年8月末、妙高・新井・長岡を走りつなぐつくばーどin新井〜長岡の際、杉野沢のペンション「空飛ブウサギ」との縁ができた。それ以前から行われていた新井へのとん汁ツーリングを組み合わせ、妙高高原でのミーティングが立ち上げられた。今回で10回を数えられるのは、なにしろこの代わり映えのしない行事にももかかわらず、毎回つきあってくれるたくさんの仲間あってのこと。月日と共にいろいろなことが変化したが、代わり映えのないことにも魅力はあるのだ・・・たぶん。

  今回の参加者
 おいたマンさんご家族 スズキスイフト
 akiさん エスクード2.7XS
 sugiさんご家族 エスクード2.7XS
 kawaさん エスクードV6−2.0ノマド
 コムロさん グランドエスクードFIS
 ふっじいさん ランドクルーザー70
 青影さん ホンダAX‐1
 TA01Wさんご夫妻 エスクード2.0XG
 井の頭の住人さん フォルクスワーゲンティグアン
 s.Doさん エスクードV6−2.0ノマド
 きうさん エスクード2.0 5ドア
 suuuさん エスクード1.6ノマド
 かずろーさんご家族 エスクード2.7XS
 AMGさん エスクード1.6コンバーチブル
 とにいさん(現地で遭遇) カワサキシェルパ
 和邇さん(2週間前にこっそり参上) スズキSIDEKICK
 雷蔵んち エスクードV6−2.5

 エスクード仲間には、新井のとん汁を食うためだけに出かけるツーリングがある。1度目2度目の頃に比べると、顔ぶれも車たちも少しずつ変わっているが、定番のイベントとして続いている。
 そのとん汁のたちばながいつになくごった返しているという。民放番組での放送影響という懸念で幕開けした本年のつくばーど。だがそれなら一番乗りで行ってしまえばいいのだと勢い入店してみれば、老夫婦が一組いるだけ(一番乗り作戦、失敗)で、どうということなく腹ごしらえがすんでしまった。
 そういうことなら、天気の良い初日のうちに、妙高小谷線を走ってしまおうと、笹ヶ峰へ駆け上る。紅葉はピークを過ぎていたが、日差しは暖かい。
 このルートを初めて走るエスクードも、何度も走っているエスクードも、最後の走りを見せるグランドエスクードも、この場所が街よりもよく似合っている。
 3連休の初日ながら、紅葉の終わった1000m上の林道にやって来る人々は少ない。乙見峠のトンネル区間まで、のんびりと、1台ずつがインターバルで走り抜けていく。
 杉野沢とつくばーどを結び付けてくれた、空飛ブウサギのエスクードハードトップはすでに退役して久しいが、林道のベースキャンプという縁は残り、続いている。
 様々な素材が偶然に寄り集まった、新潟県の上越は、いつの間にか高速道路もつくばーどの本拠地とつながってしまった。リピートは難しいかと思われていたこの地が、今では二番手の開催履歴を持っているのだ。
.あの夏と、その年の秋の第1回目から、数えで10回めの秋が終わろうとしている。